2009年03月

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デッキガーター橋の自作に飽きてきたので気分転換がてらに国道トンネルのポータルをボール紙で作ってみました。

少し設計変更して直径6cmのシールドに。少しゆとりを持たせてみました。
外壁は5mm*10mmマスでスジ彫りを行っています。
内壁は薄く柔らかいボール紙を丸めて黒スプレーとグレサフ吹き。とりあえず準備工事だけですがオレンジLEDを仕込みナトリュウムランプを取り付けられるよう穴開けを施しておきました。(トンネルはあまり見えない位置にあるのですが念のため。)

最後ゴム系接着剤を使って箱状に組み、ボール紙断面を木工パテで目止めします。箱の上面は草や木が生い茂る状態としますが、国道トンネルの中には道路管理事務所が併設されている例もあるんですよねえ。トラコレ日野レンジャーにも国土交通省のトラックも入っているし。

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ここ数週間落ち着かない日が続いておりまして、工作の手が止まったままでした。
レーザーカッティングも途中で頓挫しまして後日リベンジを行う予定です。

デッキガーターも未だ出来ていません。
やはり自作なんかすべきじゃないですよ・・・・・orz。

出来の方は結構繊細そうに見えるから良しとしますか。

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 当線で使用されるデッキガーター橋の本数は合計10本。デッキガーターはTOMIXにKATO、グリーンマックス、津川洋行の4社から発売されているのですが、どれもディティールや値段、形状の問題があって使いにくいのです。昔でしたらグリーンマックスのデッキガーターがディティールも良し、値段も手頃だったのですが、いかんせん現在発売されているのは桁の上下寸法が15mmに拡大されたタイプのもののみで12mmは生産中止となってしまいました。
 TOMIXやKATOのものは自社の線路システムに組み込むことを前提にしているため融通が利かない構造ですし値段も高い。最初は津川洋行で行こうかと思ったのですが形状がいまいち・・・・。

 てなことでデッキガーター橋を自作してみるテストを行うことにしました。

 まず材料はエバーグリーンから出されているプラ材で「4523 Metal roofing 95mm間隔」とイエローサブマリンの0.14mm厚プラストライプ1.0mm幅と0.5mm幅を用意。
 エバーグリーンのこのプラ材は1mm厚のプラ板に溝が彫ってあり、同梱された細切りのプラシートを埋め込んでトタン屋根を表現するというもの。これを11.5mm幅にカットしてやればデッキガーターに使えるのではないかと思ったわけです。上手くいけば10分の1のコストで10本のデッキガーターを揃えられることになるのですが・・・・・・。

 単純に付属の細切りプラシートを埋め込んでお終いでもいいのですが、できればリベット打ち表現もしてみたい。てなことでイエローサブマリンのプラストライプに一個一個リベットを針で打ち込むというひどく根気の要る作業を試みることにしました。
 最初はなかなかきれいにリベット打ちができませんでしたが、針にあまり力を入れず軽く押す程度でいけば何とかいけそうかなという感じ。

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ドローイングソフトで国道トンネルと落石防護棚ロックキーパーの断面図を描いてみました。
土木工学を熟知しているわけではないのでいい加減な図です。

一応トンネル断面高さは4.5m以上に設定し背が高い大型トラックやスーパーハイデッカーの観光バスの肩がトンネル壁面や照明にぶつからないようにはしてあります。

ロックキーパーの図も適当です。
ちなみに黄土色がついた部分は落石の衝撃力を分散し緩和するための砂となります。

わが山岳鉄道レイアウトの見せ場のひとつが国道でありますが、脇にいろいろな落石防護棚やシェッドが存在します。それをどう再現するかで雰囲気が変わってくるので下調べを入念に行う必要があります。

いろいろな土木会社や鉄鋼メーカー等のサイトを検索してみて、結構わかりやすく落石や雪崩対策工事について紹介されているのがこのサイトです。
「日本サミコン」http://www.nihon-samicon.co.jp/seihin/bousai.html

ロックシェッドやロックキーパーは是非とも再現してみたいところ。
こういうものもどっかの模型屋が出してくれないかしら?
(出さなきゃワタシがやるよ)

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