2011年04月

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前回のつづきで地下連絡通路の製作です。
 
窓サッシはダークアースを塗り、透明プラ板を裏から貼ります。
続いて外板を塗装。まず四隅にダークアースを吹き付け鉄サビが飛んだ感じを表現します。
それが終わったらガイアノーツのインテリアクリームを吹き付け。最近Model Imonさんの蒸気機関車で施される塗装方法でアリマス。仕上げに艶消しクリアと混ぜたダークアースをもう一回吹き付けておりますが・・・・・。
 
この連絡通路は高山駅のものをモデルにしていますが、ホームから連絡通路の上屋横に沿って作業員が歩く歩廊がついています。この歩廊もボール紙とケント紙で作りましたが、一般の利用客立入禁止区域ですのでゼブララインが引かれています。このゼブララインをinkscapeで作成しました。
矩形は読みとりできなかったのですが、線図ならCADで作成したDXFファイルのデータでも辛うじて読みとってくれるんですねえ。inkscapeで読みとったデータはSVGファイルに転換しておきます。一応Vector to Vectorというソフトでもファイル形式転換ができます。
ケント紙に刷ったゼブラパターンの歩廊をカッターで切り抜いた後、切り口をオレンジで塗ってボール紙と貼り合わせ。ボール紙側はGMの洗浄台についている脚をはめ込む穴を設けておきました。
 
内部はGM跨線橋の階段部分を入れ、屋根板も跨線橋のものを使う予定です。
 
洗浄台の脚をつけたり「出口」の看板等をつけたらもっと雰囲気が上がるかと思いますが、なかなかの出来になったのではと思います。
 
この次は駅構内のトラフ設置やホームの製作です。
 
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何ヶ月ぶりかのレイアウト製作レポです。
駅構内の製作の続きからスタートしました。
 
うちの駅では駅本屋と島式ホームの連絡は地下通路を通して行います。高山駅に倣った格好です。
大概は跨線橋を置くというレイアウトがほとんどですが、自分の場合何となく薄暗い地下通路に旅愁を感じる方であります。それに列車が隠れず見やすいですし、構内で脱線したときも復旧しやすいので地下通路式にしました。
 
作り方は例のごとくケント紙をクラフトロボで切り抜いて作ります。明かり窓である引き違いサッシも段つき表現を施してみました。
サッシ窓の段差は2枚のケント紙合わせですが、真ん中の桟だけエバグリのプラ棒を使って表現しています。
紙にはプラ棒を埋め込む0.5mm幅の溝を入れておきました。この2段サッシ表現はなかなか効果的で実感的です。
 
左右壁面もボール紙をクラフトロボで切り抜き・スジ入れして作りました。
窓の穴四辺は同じくエバグリのプラ棒を入れます。
 
これは建物に限らず車輌モデルでも云えることですが、窓周りの切り口や仕上げ具合で印象が大きく変わってきます。
ペーパー製の車輌モデルやストラクチャーは真鍮やプラ製のものより格下に見られがちでしたが、その原因のひとつは切り口にあったのではないかと思っています。シャープに窓が抜かず紙の繊維が千切れたような跡があったりすると、それだけで「ああ・・・紙か」と興ざめするわけです。
紙はレーザー彫刻機などの機械で抜けば一番最高ですが、カッターで抜くにしても切り口断面の処理如何で仕上がりを大きく左右するのではないでしょうか。
 
そんな話はさておき、このやり方でGMの板キットレベルの自作車輌モデルもいけるかも知れぬ・・・・・・。
 
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さて富のEF58弄りシリーズは今回でまた休止です。ヘッドライトや動力も加工してみようなと思っていますが、もう地面派に還らないといけないのでまた後日。
それと非常に残念なお話・・・・・・
 
上越ヒサシ仕様のゴハチ、壊してしまいました・・・・・・(TДT)
 
浮いた銀河のエッチング製ナンバープレートを正面に押しつけているうちに
 
ピシリと・・・・・・・。
 
細かいディティールが集中している箇所だけに再生不能です。
 
ということでもう一方のHゴム・横型フィルターつきEF58 157号機の方でレポします。
ヒサシつき上越仕様のリベンジはいずれ・・・・・・。
 
157号機の方も特製の青15号を吹いてやりました。
ホイッスルや信号炎管を別パーツ化しナンバーは銀河のエッチング製のものに交換しています。
 
さてずっと前にもお話しましたように157号機の方はうっかりヒゲの銀メッキ塗装を剥がしてしまいました。
それを再生しなくちゃいけません。
 
ヒゲの銀メッキはハセガワのミラーフィニッシュシートを使いますが、切り出しはクラフトロボでやってみました。
ネットでEF65-500のヒゲをクラフトロボ切った事例が紹介されており、ゴハチでも上手くいくかなと思ったのですが、形状が形状だけに一発では無理。
 
出力を調整し直してみたら何とかいけた感じです。
 
今回ヒサシつき上越仕様は完成させることができぬまま廃車にしてしまいましたが、157号機の方は重みを増していい感じになりました。
 
トミックスの直流電機についてはも落ちつきのある色に塗り替えてやるだけで精密感や重厚感がKATOのもの以上に増します。ちょっとした些細なことで雰囲気が大きく変わるのが模型ですね。
 
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北越さんのレスにも書かれていましたが、トミックスのEF58は先輪のフランジが高く踏面の幅が広いため玩具臭く見えます。ですのでこれを何とかしたいというユーザーさんが多く見えられるかと思います。
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 自分の友人も「トミックスのEF58は輪径が大きめで他に交換できる先輪がないんですよ。どうしようもないですね」と不満気味に話していたことがあるのですが、こちらでいろいろ執念深く探してみたところエゲレツのPECOから貨車用のスポク車輪が出ていることを知り、試しに機芸出版を通じ注文してみました。
 このスポーク車輪は黒の軟質プラで通常車輪に比べ輪径がやや大きめになっております。ですので今回のネタには逆に好都合であるなと思ったわけです。しかも4輪入で368円也です。(←現在庫分)
 ただしそのままトミックスのEF58に使えるかとそうは簡単に問屋が卸しません。実際購入して調べて見ると車軸がかなり太く、削って細くするか穴をあけて金属製の軸を埋め込むかどちらの加工を施す必要があります。
 自分はとりあえず細く削る方法を採りました。なおトミックスのEF58の先輪はMカプラー装着のためか左右独立で台車枠にはめ込まれています。ですのでPECO車輪の車軸も半分でカットしなければなりません。
 
ごにょごにょ改造調整し台車枠に車輪をはめてみたところ、輪径がややオーバー気味ながら上手く収まってくれました。ややオ-バーといってもスポークがチラチラ見えますし色が黒なので感じは悪くありません。
ただ転がり抵抗が大きいのか回転具合がいまいちで原因を調べ改良します。手で回すときれいに軽く回るんだけどなあ・・・・・。
 
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トミックスのEF58ヒサシつきの小加工シリーズですが、いよいよ青15号の吹きつけです。
その前に側面ナンバーとメーカープレートの取り付けをば。 
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ここまで特にこのナンバーと特定せず工作を進めてきましたが、塗装やその前準備に入る前にきちんとどの号機か決めねばなりません。(ゴハチや蒸気機関車のように号機によって細部が異なる車輌は工作前に決めておくべきですが・・・・・。)
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銀河モデルのエッチング製EF58用プレート(上越・東北)で選ばれているナンバーから実車の写真と照合し選定。いろいろ迷った挙げ句日立製の120号機としました。
 
今回日立にしたのは同じく銀河のメーカープレートで日立が2枚あったこと。(正確にいえば旧プレートと新プレートで書体が違うがNなので差が目立たないでしょうと)
JR東海に在籍していた157号機用に三菱・新三菱のメーカープレートを取っておきたかったことなどが理由です。
それと同じゴハチくんでも日立顔の方がカチッとしていてハンサムに見えるんです~♪(←何年ぶりかの木村裕子さま風 知らぬ間に北野組組員になっておったな。。。。。)
オデコがなだらかで薄い感じの東芝顔も味があっていいのですが今回はパス。(KatoのEF58 35号機は東芝製であることをちゃんと意識して造形しているらしい。)
 
ナンバー取り付け前に車体全体を軽くやすりがけしてトミックス旧製品で目立つ金型の継ぎ目やヒケを除けるだけ除きます。それとヒサシやヘッドライトが肉薄に見えるようカッターやドリル刃で内側を肉削ぎしました。
側面ナンバーやメーカープレートを填める穴にはエバーグリーンのプラ材を入れ嵩上げ。0.2mmほどだけの窪みにしました。そこへエッチングプレートを接着してやるといい感じに収まります。
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黒屋根や銀メッキのヒゲやクリームの警戒色部分をマスキング。ヒゲや警戒クリームのマスキングはCADで作図しクラフトロボで切り抜いたテープを使ってやりました。
(銀メッキを剥がしてしまった157号機のメタリックシート切り出しにも使うつもり)
 
これらの処理が終わってやっとのこさ例の特製青15号をエアブラシで吹き付け。
 
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ゆっくりマスキングを剥がすと
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国鉄ですね。この渋みと深み。
 
と自画自賛いたしました。
 
トミックスの青色は実物の青15号より色の彩度が鮮やか過ぎてEF58や旧型客車に塗ってしまうと落ち着きがなく、KATOに比べトイライクに見える嫌いがありました。
しかしながら個人的に車体の造形はトミックスのEF58の方が好みでして、ディティール表現も割と繊細ですので少しパーツを追加するなどすれば十分現行水準に近づけられるだろうと思ったわけです。
ナンバー等をエッチングパーツにしたり金型の継ぎ目・樹脂注型ヒケ取りを行った上色を塗り替えてやるだけでも雰囲気は一変いたします。
 
この後正面のナンバーを取り付けしてやればまた雰囲気が変わるかと思います。
 
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