2013年02月

 一昨日ホテルの屋上に並ぶチリングユニットの製作を進めていました。
 
 最初は本体も含めウレタンキャストレジンで複製するつもりでしたが、ヒノキの角材にカッティングプロッタで切った紙を包むように貼り付けるやり方で6個組4ユニットを製作。ウレタンで複製するよりも早かったように思います。(結構複製って準備や気泡対策なども含めると面倒です。)
 チリングユニットの上部にファンが付きますが、ケーシングはコトブキヤのプラパーツ丸ノズル6mmを使用。中のファンは先日原型を作りシリコンで型取り・プラリペアを使って複製したものを埋め込みます。
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 まだチリングユニットの正面・側面につくルーバー表現をしていませんが、上のファンを装着し塗装しました。
 
 さらにホテルの屋上にユニットを仮置きしてみます。
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 この雰囲気です。
 ファンが数十個もズラリと並ぶ光景。何となく物々しさを感じます。
 
 KATOの最新作のブランドビルやファッションビルにも屋上にチリングユニットのモールドされていますが、丸い筒が並んでいるだけでファンの表現がありません。これは残念なところ。
 
 こちらの方もまだ屋上の配管作業や別の機器の製作が残っています。
 さらには非常階段も作らねばなりません。
 
 しかしこの作業が終わるとストラクチャー製作の山場を越したことになります。3月はもっと頑張らないと。
 
 
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 前回のつづきでホテルの屋上を囲む目隠しの製作です。
 組み上げに必要なパーツが出揃ったところで塗装を行います。
 
 色は外側をアイボリーにし黒壁のホテル本体との対比を引き立てます。
 内側はダークグレイにしました。
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 目隠しを支えるP型の支柱をまとめて先に塗装しまんべんなく色が乗るようにします。目隠し内側もP型支柱を接着する前に塗装しました。塗り終わったらP型支柱を接着していき、もう一度ガークグレイで塗装します。
 
 塗装した後のイメージは写真どおりですが、この目隠しはホテルの看板も兼ねます。
 他のストラクチャーの仕上げもどんどん急ぎたいので後回しにしますが、LEDでホテルの屋号や目隠しがライトアップできるよう準備工事も施しておきたいところです。
 この目隠しを2重壁にしておき、その間から光が上方に漏れる間接照明的なライトアップを狙っています。
 そのため2重壁の表側に10mm間隔で光ファイバーを通す穴を設置しておきました。
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 一応目隠し本体はおよそ出来上がりましたが、ただひとつ未解決の問題があります。
 ホテルの屋号を金の切り抜き文字にしたいのですが、再現方法がまだ決まっていません。浮き出し文字の作り方はいろいろ頭に浮かぶのですが、手間や費用の問題が大きいです。病院やバスターミナル、劇場の看板文字も切り出し文字にしたいところですが、4つまとめてやろうかと思っています。
 これはさすがに多少お金がかかってもプロに外注を出した方が得策かしら?
 
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 1~2月は工作の進みが悪くこのブログも歯抜け状態です。
 複製作業が足踏みになったこともありますが、この屋上製作作業は気が重いです。
 
 病院に続きホテルの屋上も作っていきますが、まずその第一歩として下を歩く歩行者からごちゃごちゃとしてみっともない屋上機器が見えないようにする目隠しを作ります。正しい名称と言えるかどうかわかりませんが、パラペットのひとつでしょうか。通常はビル屋上周りを囲む壁である「胸壁」「扶壁(ふへき)」のことをパラペットと言いますが、英語では欄干や胸墻(きょうしょう)の意味もあります。(元は戦場に築かれる弾避けの土塁の意味)
 
 今回作っているホテルの目隠しパラペットは上部を折り曲げ前に突き出す格好としています。さらには表にもう一枚パラペットを設置しその隙間に照明を埋め込み間接照明っぽくしてあるという想定です。空調関係や貯水槽、キュービクルの位置決めをする上でパラペットを先に作っておき、有効スペースを定めておきます。
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 外側から見たときはシンプルなデザインの目隠しですが、内側からは武骨な支柱が剥き出しになっている感じにします。
 実のところプロトタイプにしたホテルの屋上写真が入手できず、この支柱の形態が正確にはどうなっているのかわかりません。想像で支柱の形態をP型に決めました。
 P型の支柱の作り方ですが、まずカッティングプロッタで支柱の側面を切ります。カットパターンを左右対称背中合わせにしたので大阪市徽章の”澪つくし”みたいになっています。
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 P型に切った紙にタミヤ1mmプラ角棒をセメントで接着。左右のP型紙シートにプラ棒を挟む格好です。
 この方法ですとただプラ棒を接着するだけに比べ形状が均質なものになる上、ちょっと触れただけで接着箇所がポロポロ折れてしまうような心配が減ります。
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 自分も既にボール紙を貼り合わせる格好で作ってしまいましたが、駅のプラットホーム木造上屋の柱もこの方法で作った方がよいかも知れません。ホームの木造上屋はGMのキットやKATO・TOMIXから発売されているポピュラーな商品ですが、形状が気に入らなかったりレイアウトプランの関係上、上屋の柱を作り直している人が少なからず居られます。
 KATOのローカルホームの場合は形状がよくまとまっていてそこそこリアルですが、ホームの幅が狭く中規模の駅には向いていない気がしますし、TOMIXの場合は彫刻表現があっさりし過ぎてもの足りない。GMのホームは基本形状もまずまずで味があっていいのですが、金型のズレがひどく今の水準では使いづらいところです。
おまけに上屋の柱の組み方も実物のホームを観察してみると違うぞとなる。
 そんな理由でホーム木造上屋を自作するのですが、その際に有効であるなと思った次第です。
 
 内側に支柱を仮付けしたパラペットです。
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 昨日・今日ですがビルの屋上機器パーツを複製する作業をやっていました。
 
 以前プラリペアを使ってバスコレ改造パーツを複製したり、鉄橋用の橋脚をウレタンキャストレジンで複製したことがあるのですが、実のところこの複製作業は嫌いな作業のひとつです。
 プラリペアの方はまだ手馴れていますが、ワタシにとってウレタンキャストレジンはいまいち信用できない複製材料です。自分がキャスティングをはじめた高校時代のときに比べウレタンキャストレジンの質が上がりましたが、それでも精密度が要求されるものの複製には気泡の混入という悩ましき問題が付き纏います。気泡による欠けがひとつでもあるとアウトですから。
 
 ウレタンキャストレジンの気泡混入を防ぐ手立てのひとつにシリコン型の内側にタルク(ベビーパウダー)を塗す手があります。それでも完全に気泡混入を防止できませんでした。
(*ご存知かと思いますがベビーパウダー使用の場合、健康上粉をなるべく吸い込まないように注意した方がいいです。念のため・・・・。)
  あれこれ注型手順を変えた結果、最終的に使った手は先にシリコン型へプラリペアを塗しリキッドを垂らして固め膜を作ります。そのあとにウレタン樹脂を一気に流し込み。これでようやくほぼ完全な複製品が出来上がりました。プラリペアとウレタンレジンによるハイブリッド成型です。
 これでも成功率が高いとはまだ言えませんが、この手で自作困難な貯水槽のみを複製したいと思っています。
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 あとの機器は複製をやめてカッティングプロッタで紙を切り出し一個一個手で組み上げていきます。
 その方がレジンキャスティングで複製するより時間がかかりません。
 
 それにしても・・・・・・・
 
 何かこの2日間でまた時間を空費したような気がする。
 製作期間5年オーバーか・・・・・やだなあ。
 
 
 ぼくはもう疲れたよ・・・・パトラッシュ。。。。。。
 
 
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 先日製作した病院向けの屋上機器の一部をシリコンで型取りする作業を行っていました。クーリングタワーについては新たに原型を作り直しています。
 病院の他にもショッピングセンタービルなどに同じ機器を取り付けるつもりですし、できることであれば少量でも必要な人に頒布できないかとも思っています。(複製が上手くいけばの話ですが・・・・)
 
 同時にホテル用の屋上機器の設計に入りたいところですが、その前に屋上外周を囲む壁や階段・機械室が入る塔屋(建設業界では”ハト小屋”と言うらしい)の位置や形状を決めないといけません。塔屋のサイズは屋上面積の8分の1以内と建築基準法で定められています。それを決めてからチーリングユニットやキュービクル等のレイアウトを決めていく格好です。
 
 屋上を囲む壁はこんなイメージです。
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 上部が折れ曲がり中央が凹んでホテルの屋号が入ります。
 
 ホテル名は「ねえさん事件です」であります。
 ぐぐって検索するといくつか同じ名前のホテルが出てきますが・・・・・。
 
 
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