2013年07月

  さて今日もまたマイナー作業です。
 今回は前に買っておいたトミテクのジオコレ 唐松をいじってみます。
 
 この樹木キットは袋から枝を出してはめこんで組み立てるものです。葉は付属の着色スポンジをくっつけて表現するものです。
イメージ 1
 しかし下のブログ記事に書かれているように松ですので葉は針状になっています。松なのにスポンジターフを塗すというのはどうかなと私も思いました。
 
 とはいえ芝生の達人を買うだけの経済的ゆとりのないプロレタリアモデラーであるワタシですので別の材料で松の葉を再現することにしました。
 以前東急ハンズの造花・園芸用品コーナーで売っていたフェイクモスマットをちぎって枝にくっつけることにします。(これもまあ芝生の達人と同じく静電気植毛したものですが)
イメージ 2
イメージ 3
 上手くいくかどうか自信がなかったのですが、遠目から見たら松っぽい雰囲気になったのでヨシとしましょう。
 にしてもこのジオコレの樹の枝ですがなかなかはめ合わせにくく、一本枝を折ってしまいまいました。ハンダゴテでくっつけ直しましたが。
 
 松の樹は和風旅館の庭に設置する予定です。庭の作りこみはもう少し後になります。
イメージ 4
 
  にほんブログ村に参加したなり~。
 ↓  https://railroad.blogmura.com/railroad_mokei 鉄道模型

  ツイッターもやっている・・・・ https://twitter.com/aindanet

 夏バテの症状が出てきたため、レイアウト製作作業のペースを落としています。
 作業順序を考えることすら億劫になってしまっています。
 
 こういうときは単純な軽作業をするに限ります。内容はぱっとしないものになりますが。
 まず先日の保険会社ビルを土台にはめこみできるようにしました。一階の内壁を舗装印刷した土台に接着します。
イメージ 1
イメージ 2
 保険会社の隣は駐車場です。
 
 この次にトミックスの角店と商業ビル小を塗装する作業や軽加工を施します。
 商業ビル小は完成品ではなくキット時代のものです。トミックスのストラクチャーは着色プラで無塗装が多いので、ちゃんと塗装してあげないといけません。やや濃いベージュを下地として吹きつけ、グレーアイボリーを吹いてやりました。マスキングして背面の換気口をシルバーで塗装しておきます。
イメージ 3
イメージ 4
 土台に穴を開けてはめこみができるように・・・・。
 
 これは私も忘れていたことですが、中に照明を仕込むことを考えた場合、光漏れがないよう遮光塗装を施しておかねばなりません。組み立てキットの場合内側に黒を吹きつけ、さらに内壁の色を吹きます。それから組み立てをして外壁の塗装をした方がいいです。(このことを忘れて接着箇所を一回バラして組み直した。)
 ただ何度か書いていますが、このキットは現在組み立て完成品として発売されてしまっております。まだきちんと全体を質感の高い塗装仕上げにしてあれば良いのですが、プラの地剥き出しのまま・・・・・orz。
 今は塗装ができません・組み立てができません・買ってすぐ遊びたいですというユーザーが多いと云われるご時勢ですので仕方がないのですが、無塗装・色入れ無しのままレイアウトボードに設置してしまうようなレイアウトを見ると悲しくなります。小学生・中学生ならともかく大の大人がおもちゃを並べて遊ぶ光景は情けない限りです。塗装やマーキングの話は近いうちにしますが・・・・・。
 
 苦言はここまでにして・・・・・
 トミックスの角店のうち、ひとつは和風店舗にするため飾りの瓦を取り付けてみました。
 使ったのは余ったGMストラクチャーキット等から転用したものです。イメージ 5
 
イメージ 6
 このお店はラーメン屋に仕立てようかと思っています。
イメージ 7
 仕上げはまだですがレイアウトに置いてみました。
 
 
  にほんブログ村に参加したなり~。
 ↓  https://railroad.blogmura.com/railroad_mokei 鉄道模型

  ツイッターもやっている・・・・ https://twitter.com/aindanet

 倉庫が並ぶ旧貨物側線脇の駐車場にCASCOさんのネットフェンスを取り付けていきます。
イメージ 1
 殺風景ですね・・・・。
イメージ 2
 焼肉屋駐車場
イメージ 4
 銀柵。CASCOさんのフェンスシートはバリエーションが豊富です。
 
 建物を置いて撮影していきます。
イメージ 7
 建物奥に銀柵がチラリと。
イメージ 6
 駐車場同士の仕切りイメージ 5
 焼肉屋駐車場
 
 先日取り付けたガードレールです。
イメージ 8
 
 あと駐車場の路面に取り付けられているコンクリートの車止めブロックも貼りつけはじめています。
 ブロックは0.5mm厚のボール紙を1mm幅で切断し5mmごとに切って貼っていきます。
イメージ 9
 
 待機中の高速バス。
イメージ 10
イメージ 11
イメージ 3
  にほんブログ村に参加したなり~。
 ↓  https://railroad.blogmura.com/railroad_mokei 鉄道模型

  ツイッターもやっている・・・・ https://twitter.com/aindanet

 今年の土用の丑の日から3日経ってしまいましたが鰻のお話を。
 
 皆さんご存知の通り、年々シラスウナギの漁獲量が激減し4年連続で毎年史上最低記録を塗り替えている有様です。当然鰻の値段も天井知らずで上がっていく一方です。
 
 鰻の蒲焼は私の好きな食べ物のひとつですが、ずっと鰻を食べることを自粛し続けています。
 鰻の値段が高くなったからではありません。資源枯渇を恐れているからです。
 
 とはいえ我々が完全に鰻を食べるのをやめてしまえば鰻屋がどんどん潰れてしまいます。仮に鰻の絶滅が避けられたとしても養鰻業者が廃業し名店が店を閉じ鰻を焼く職人さんが板場から去れば技術が断絶します。鰻を守ることと同時に職人技術や食文化も守っていかねばなりません。
 鰻のたれも老舗中の老舗は戦前からずっと注ぎ足し注ぎ足ししながら同じたれを使い続けています。ある老舗は戦時中B29による空襲にあっても先祖代々引き継いできたたれを抱え防空壕へ逃げ込んでまでして守っています。裏を返せば一度名店が店を閉じたら同じ味を復活させることは二度とできないのです。
 
 これだけ鰻の絶滅が危惧されているにも関わらず、土用の丑の日となるとスーパーでは大量の鰻パックが積み上げられていますし、牛丼チェーンでは数百円程度で鰻丼が提供されています。恐ろしい光景です。
 この状況を放置すればあと数年もしないうちに我々は鰻を食べることができなくなり、日本の誇るべき食文化のひとつが消え去ることになります。絶滅した種を甦らせることはもちろんのこと、失った職人技術を復元することも極めて難しいことです。
 
 振り返って考えてみると鰻は本当にデフレ経済と近視野化の犠牲者(?)でした。
 僅か数年前はスーパーで中国産の鰻が一尾400円というのが当たり前だったのです。牛丼屋へ行けばワンコインでうな丼が食べられました。
 これは我々日本人が国内のニホンウナギだけではなく海外のヨーロッパウナギなども安値で買い漁ったり中国や台湾の養鰻業者を使ってローコストで成育させてきたことによって成立していたものでした。その濫獲が祟り漁獲高が急減。そして今に至るわけです。
 今もなお日本人はアフリカ等で鰻を買い漁り続けています。焼畑農業と一緒です。
 
 近年我々はものの値段を下げることだけに血道をあげ、ほんの僅か先のことすら考えようともせず、今自分の目の前に見える利益ばかりを追求してきました。そのツケがたった数年で返ってきたのです。
 鰻だけではありません。他にも絶滅が危惧されている魚がいっぱいあります。このままいけば日本の水産業が壊滅する恐れがあります。
 
 その危機を避ける道は計画性を持つこと以外にありません。漁業を守るためのビジョンをしっかり描き、バラバラに行動している漁業従事者・流通業者・消費者の動きをまとめていくべきなのです。
 
 我々日本人はどっぷりとデフレ型思考に染まり、ドカドカものを獲ってきたり量を作って安値で売り払うのが一番だというものの考えから抜け出せなくなっています。消費者も何でも安値でものを買い叩けるというのが当たり前という感覚になっていました。
 しかしこの先お金をいくらたくさん積み上げても、ものを買えない・売ってもらえない・作ってもらえない時代が訪れることでしょう。炭鉱のカナリアならぬ鰻です。
 
 デフレはカネの力がものすごく強く傲慢になり、モノやモノを作る者を徹底的に虐げます。
 しかしこの先虐げられたモノがカネに復讐する時代がやってくるでしょう。
 
 その我々はその覚悟をすべきです。
 無論鉄道模型業界も例外ではありません。
  
イメージ 1
 この建物も廃墟になるのか・・・・・・。 
 
  にほんブログ村に参加したなり~。
 ↓  https://railroad.blogmura.com/railroad_mokei 鉄道模型

  ツイッターもやっている・・・・ https://twitter.com/aindanet

 建物の仕上げが現在の作業のメインですが、駅貨物側線脇の駐車場のガードレール取りつけも行いました。
 ここのガードレールはかなり長いものでKATOのジオタウン用ガードレールを切り継ぎして使います。
 
 ガードレールの切り継ぎ法は前にも書いたように支柱を竹か薪みたいに縦方向に割って隣のガードレールと接合します。こうすると接着面積が広くなり接合強度が上がります。切り継ぎ箇所で折れにくくなります。
 
 最初はガードレール部分で切り継ぎしていました。
イメージ 3
イメージ 1
 竹割り
イメージ 2
 接合
イメージ 4
 ガードレールを埋め込みます。
イメージ 5
イメージ 6
 これだけ長いガードレールを見ているとBRT化された気仙沼線か大船渡線のバス専用道みたいに見えてきます。
 
  にほんブログ村に参加したなり~。
 ↓  https://railroad.blogmura.com/railroad_mokei 鉄道模型

  ツイッターもやっている・・・・ https://twitter.com/aindanet

↑このページのトップヘ