2018年05月

数週間ぶりの記事投稿です。2年ほど前から手をつけていたKATOの旧製品国鉄80(系)電車の加工がようやく完成一歩手前のところまで進みました。
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前面を自分がいちばん好んでいる湘南顔である鉄コレのクハ76300のものと切り継ぎ交換し、運行番号表示窓の穴あけ・透明パーツ埋め込み化を行っています。さらにTOMIXのTNボディマウントカプラーの装着やジャンパ栓追加、排障器の取り付けなど先頭床周りも手を加えております。

KATOはリニューアル版として80(系)飯田線を発売し、前面形状を一新しましたが、湘南顔の場合Hゴムを車体側にモールドした表現の方がいいですね。鉄コレの元担当者によれば湘南顔の場合、窓パーツを車体側とツライチにするのが難しく、車体側にHゴムを表現する方法に変えたという話をしていたような記憶があります。南海21001系も最初に登場したのはが窓パーツ側に押さえ金表現をしていましたが、リニューアル版のときは車体側に変更していました。

こちらのクハ86300に話を戻しますとヘッドライトのレンズ裏側も少し加工してありまして、尻棒の先を短くし尖った形に削りました。これによりライトレンズ内側が乱反射して光って見えるようになります。
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先頭部のジャンパ栓です。TNボディマウントカプラーの脇に装着しました。イメージ 2
これはL字型のプラ材と丸棒を使って自作したものです。本当は両栓のクハ76300ですと両端に3連のジャンパ栓がついていますが、TNカプラーの動きに干渉しないように2連としました。イメージ 3
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クハ86300の先頭部カプラーをTNボディマウント化させたのは将来荷電を併結させるときに備えたものです。

テールライトレンズですが、鉄コレのクハ76はこのパーツが非常に折れやすいです。それとややはめ込みにくさを感じました。そのためにレンズを作り直しています。透明アクリル板に0.8㎜の穴を開けてレンズパーツを埋め込みます。今回LED点灯化は見送っていますが、この透明アクリル板が導光材になるように考慮しました。
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透明アクリル板が干渉しないように床板の先頭部も一部削りました。
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何度も干渉しないか確認し、連結器受けとも合うようにします。
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トイレの臭気窓も摺りガラス化しています。GMの塩ビ板を使いました。後年の165系などは鋼板になった例が多かったのですが、クハ86300は最晩年の画像を確認してもこの窓は摺りガラスのままだったようです。このパーツは非常に細かく加工が大変で、オミットした方が良かったかと思ったのですが、意外に目立ったのでやっておいて良かったと思います。
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中間のモハ80300もTNボディマウントカプラーを奢ります。動力ユニットはフライホイール装備であるKATOの新モハ80300用のものを装着したいのですが、ボディマウント式カプラーになっていますので他のクハやモハもボディマウント化しました。
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やはり連結間隔が狭いと締まりますね。

クハとモハです。
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乗りたくても乗れなかった憧れの電車80(系)。廃車待ちで中部天竜の留置線に野ざらしとなっていた最期の姿が思い浮かびます。

「乗れなかったから創る」ですね。
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鉄コレのクハ76とその前面を移植したKATOのクハ86300の追加加工をこそこそ続けています。
既にクハ86300の方は自作排障器を取り付けましたが、クハ76にも装着します。それとジャンパ栓ならびに小さなタンクもつけておきました。
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ジャンパ栓はGMのビルキットの屋上柵を加工してつくりました。小さなタンクは細目のランナー線を輪切りにしてつくったものです。奇数車・偶数車・両栓のクハ76300用でジャンパ栓の位置が異なります。
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順番に取り付け後の前面を見ていきます。
まずはクハ76000奇数からです。
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クハ76000偶数です。
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クハ76053~76063偶数です。
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クハ76078~奇数です。これは両栓化したものに再改造してもいいかなと考え始めています。イメージ 7
最後クハ76300です。
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さらに床下の引き通し管もつけたいところです。

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