前回のED62に続き、TOMIXのロクニとロクヨンのお手入れです。車体の色の吹き直しや黒染め車輪化以外は付属パーツの取り付け程度で工作というほどのレベルではありません。完成品にちょこっと手を入れる程度で終わっています。
まずはロクヨンです。4次型になります。ここ1~2年自分はKATO派転向宣言をしておりますが、EF64‐0についてはTOMIXですね。そつのないプロポーションです。
パンタはグレー塗装をしました。碍子も色差しです。
TOMIXの直流電気機関車の青15号は彩度が高めなので、もっと国鉄らしい重みを感じる特製調合の青15号を吹き直しています。黒と白を少し多めに混ぜて鉛色に近くしたものです。青15号の色調についてある人は「GMカラーの青15号は紫っぽい色だから、モリタの方にした」と言っていたことがあります。後でGMのスタッフブログのどこかに飯田線の旧形国電のスカ色を意識して紫っぽい青15号にしたという話が書いてあったような記憶がありますが、こちらが調合した青15号もやはり紫かかった色になってしまいました。黒を多く混ぜるとそういう感じに見えるのかな?
日東紅茶と酢の混合液で染めた黒車輪です。床下はつや消し黒で塗装しています。かなり引き締まった感じになりますね。
前面。通風口がつきテールライトも大きめです。
続いてロクニで信越線の主であります。ロクロンと同じく山男と称せられた機関車で重厚感がありますが、やや雰囲気が異なりますね。全長がやや長めで前面はやや膨らみがあります。
パンタはやはりグレー塗装をしましたが、ライトグレーに塗装されているFRPの屋根に軽くエナメル塗料の錆色とベージュを吹き付けて、汚れが付着した感じにしています。少しですがツルシ感を軽減しました。
足回りです。同じく黒車輪化と塗装を施しました。余分な話ですが少しTOMIXの方がKATOに比べ腰高感が感じられます。
正面からです。別のサイトでKATO製と比較した画像をみるとKATOの方が低重心で顔が少し面長ですね。KATOの方が実機に沿って正しいのかも知れませんが、TOMIX側の顔立ちは初代EF62の時代から好きだったりします。
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