正月三が日最後の日ですが、新年のご挨拶を申し上げます。

というか約2カ月ぶりのブログ更新です。
旧年中は秋から元旦にかけて多忙で模型工作なんかやっていられない状況でした。

10月よりTOMIXの165系と前に加工したKATO製品ベースで鉄コレ70(系)の前面に交換した80(系)の湘南色を塗り替え・塗り重ねする作業をはじめたのですが、作業途中で幾度もトラブルがあって緑2号の塗り替えだけで年越しになってしまったわけです。

その作業トラブルとは
1.クハ・クモハ165の前面ジャンパ栓取り付け穴の位置を間違えて、再度穴埋めして開け直した。
2.しかしクハの1輛は補修に失敗して廃車。
3、80(系)の再塗装に手こずる。何十回も塗装を剥がしては吹いてを繰り返す。
4.再塗装した緑2号の面にマスキングテープを貼ったらペロンと剥がれた。
などといったものです。

4の塗装剥がれですが、塗装面に油膜がついてしまったのかも知れないのと、冬で塗装が生乾きになっていたのが原因がなと思えましたが、こういうトラブルは冬に起きやすいというネット記事を見かけています。マスキングテープを剥がすときに。軽くドライヤーで温めてやるとよいというアドバイスを書いている人がいたりします。

とにかく緑2号の再塗装までは何とかなりましたが、こんなことで2カ月間も足踏みしていて、我ながら情けなくなってきました。急速に自分が不器用になってしまったように思えてなりません。

下はジャンパ栓用の穴あけと緑2号のみ重ね吹きしたTOMIXのクモハ・クハ165です。原型大型ヘッドライトの方は牛久保さん(今はしらっとGM中の人)パーツ装着のために穴あけしてあります。シールドビーム仕様の方も牛久保さんパーツではありませんが、リムの先端内側をドリルで削って薄肉化しました。牛久保さんの113系・115系キットもヘッドライトやテールライトのリムが薄肉になっていて実感味やシャープさが際立っております。
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このあとTOMIX165系とKATOの80(系)に自家調合の黄柑色を側面に吹き付けていき、色調を統一させる予定です。どちらの編成に荷物電車を併結させても、色調の違いが目立たないようにしようと考えています。

湘南色とスカ色の国電はKATOやTOMIXのような完成品メーカーでも、苦慮されがちです。
黄柑色は前面を吹き付け塗装にし側面をパッド印刷にしている場合が多いですが、昔の製品ですと両方の色調が揃っていなかったりします。パッド印刷の弱点で濃い車体色の上にクリームやオレンジといった明るい色を印刷すると、色調が暗く沈んだ感じなってしまったりします。
最近のKATO製品はかなり艶やかでコクのある色調を再現できるパッド印刷を施し、前面の塗装部分と色調の差異が小さくなっていますが、年末発売されたばかりの113系の黄柑色がダレ気味になっているという報告があったりします。塗装と印刷ほど難しいものはないのではないでしょうか。

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